Facebookを十分に活用できていますか?案件獲得につなげるための3つのポイント
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
士業グループの大橋です。
主に東南アジアを中心に多くのユーザーがいるFacebookですが、
イミグレーション分野においては外国人との繋がりを持ことのできる最強のツールです。
HPと比較しても広告費が抑えられて、CPRが100円台となることもあります。
Facebookでは企業で活用できるようにビジネスページやFacebook広告などのサービスがありますが、
上手に使いこなすためには十分な理解が必要です。
そこで今回は、Facebookを利用することで案件獲得に繋げるために
おさえていただきたい3つのポイントをご紹介します。
INDEX
目次
1.ビジネスページ作成後、初期段階は認知度アップに専念する
2.ターゲットを明確にした特化ページを作成する
3.Facebook広告でのオーディエンス設定にこだわる
1.ビジネスページ作成後、初期段階は認知度アップに専念する
Facebookをビジネスとして利用されている方々の多くは
外国人が利用しているネットワーク通じて、入管手続などの案件獲得に繋げるということを
目的とされていると思います。
もちろん収益化させるためには案件獲得が最大の目標となりますが、
ページを作成した初期段階から案件の獲得をすることはハードルが高いです。
全く認知されていない新規のページには興味・関心を持って問い合わせは来ますが
問い合わせをしている外国人の方はこちらが行っているサービスを十分に理解できません。
仙台のエリアでは広告コスト30,000円で月70件程度の問合せが獲得できます。
つまり自分たちのサービスを70人の外国人に認知してもらうことができるのです。
サービスを理解した外国人は、周りで困っている人にサービスを紹介してくれるなど
直接的な問い合わせ以外にも紹介からの案件獲得に繋げることができます。
ページ作成をした段階で来ている問い合わせについては
案件獲得を目的とするのではなくサービスを認知してもらう段階と認識してください。
2.ターゲットを明確にした特化ページを作成する
次に実際の営業でのポイントについてご紹介します。
自事務所で営業をするにあたって4つのステップがあります。
入管手続に繋がる案件の全般をターゲットとして広告運用を行うことは、
問い合わせ数を最大化することができ、ビザに関する全般的な質問がくることが予想されますので、
入管手続業務に参入された実務ノウハウを総合的に習得したい方におススメをしています。
しかし、案件に直結する質問ではないことに対応する時間ができるのも事実なので
案件獲得を効率的に行う場合には、特化ページの作成が効果的です。
これまで経営・管理ビザ、特定技能ビザを習得したい方をターゲットとした
特化ページの作成を行いましたが、どちらも大きくターゲットがずれることはなく、
案件獲得に向けた工数の削減ができている実績がございます。
東京では経営・管理ビザ特化ページにてコスト30,000円で月70件、特定技能ビザ特化ページでは
コスト27,000円で月80件の問合せ獲得ができているため。
特化ページでも一定の需要が存在しそのターゲットへのアプローチを可能としています。
ビジネスページのバナー画像でターゲットを明確に打ち出すことで
問い合わせ数よりも精度を重視したマーケティングを行うことができます。
3.Facebook広告でのオーディエンス設定にこだわる
Facebook広告ではターゲットとしたい人の絞り込みをオーディエンス設定で行うことができます。
この設定にこだわることで、ターゲット層を広げたりより詳細にしたりすることもできます。
外国人へターゲットとするためには、関心ターゲットとしたい国籍に興味・関心を持っている人を
追加することは皆様もうご存知かと思います。
先に記載しました特化ページの作成においては
国籍や在留資格のみならず、業種に特化したページを作成する事務所様も出てきています。
そんな時にこのオーディエンス設定にて業種に関連する言葉を追加することが効果的です。
例えば、システムエンジニアとして働きたいと考えている外国人をターゲットとする場合
「コンピュータープログラミング」「プログラミング言語」「ウェブ開発」などの用語を
興味・関心の部分に追加をするとより求める層にターゲティングが出来ます。
飲食業界では「食事」「食品・レストラン」「健康食」などを追加すると同様の効果を得られます。
詳細にオーディエンス設定をすることで求める層に効率的にアタックができるため
案件獲得までのスピード感も高まることが予想されます。
1点注意していただきたい点は、オーディエンスを設定した後は
必ずオーディエンスサイズの確認を行ってください。
サイズが小さすぎたり大きすぎたりした場合は正常な運用がされない場合があります。
サイズの確認をしたうえで広告運用を開始することをおススメします。
今回は案件獲得を効率的に行うためのFacebookマーケティングについてお伝えしましたが
こちらでお話させていただいたのはほんの一部でまだまだ奥が深い分野です。
業界によってFacebookでのアプローチ方法も変わってくるので
入管手続ではどのようなアプローチが有効かどうかを検討する必要があります。
Facebookマーケティングにてお困りの方や
導入を検討されていらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、弊社で開催している「士業向け国際業務経営研究会」では
FacebookマーケティングのみではなくWeChatなどその他マルチチャネルを活用した
案件獲得方法を、実際に行っている事務所様の事例をもとにご紹介しております。
お試し参加も可能ですので、ぜひ一度ご参加ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【執筆者:大橋 春香】